ボックス相場の突破学
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株探編集部からのお手紙 10月5日
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株探会員のみなさま
おはようございます。
株探編集部です。
今週の日経平均株価は前週比468円安。
木曜日に前夜の米株安を受けて寄り付きから大幅安となり、436円安でこの日の取引を終了。
日足チャートは大きな窓を開け、典型的な調整の形となっています。
もっとも相場のリズムを考えれば、9月の急ピッチな上昇の後にこうした形の調整が訪れるのは自然なこと。
木曜日の大幅安について、低調な指標を受けた米景気の後退や、米国の対EU報復関税をWTOが承認したことなどが懸念されたとの解説が踊りましたが、こうした悪材料がなくとも、全体相場はいったん調整していたでしょう。
要するに今は、年初から続く上値2万2000円、下値2万円の中期的なボックス相場の最中で、このもち合いを抜け出す力はまだ蓄積されていないのです。
10月に入り、3月期決算企業の決算発表が本格化し始めます。
そこで発表される上期の業績と通期予想次第で、ボックス相場を抜け出す方向と時期は変わってくるでしょう。
世間全般は景気の先行きに対して悲観的ですが、それは株価には織り込み済みと見て良いでしょう。
買われ過ぎ売られ過ぎが修正されるように、過度の悲観も修正されるのが相場です。
上期業績と下期見通しが思ったほど悪くないならば、それは年末に向けた上昇相場の始まりになるかもしれません。
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☆今週の注目記事☆
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3年で億トレ、10年で「3億円プレーヤー」になった
女性投資家の“特異な”投資人生
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【すご腕投資家さんに聞く「銘柄選び」の技 某OL(emi)さんの場合】
◇第1回◇
今回登場する某OL(emi)さん(ハンドルネーム、以下某OLさん)は、本コラム初登場の女性投資家。株式投資では男性比率が8割超といわれる中で、運用資産が億を超える「億トレ女子」は稀有な存在です。
特異なのはそれだけではありません。なんと、某OL(emi)さんが本格的に投資を始めた相手が、日経平均株価のオプション取引だったことです。
このオプション取引は将来の特定時点における日経平均を想定した「権利行使価格」について、「買う権利(コール)」もしくは「売る権利(プット)」を売買します。取引するのはオプション料と呼ぶ株価に相当する価格で、単位は1枚になります。
こうした権利の売買に加えて、個別株取引にないオプション取引の仕組みが、「限月」と呼ばれる決済時期があることです。限月は複数あり大阪取引所の日経225の場合、限月は25になります。
限月ごとに権利行使価格が複数ラインアップされて、同じ2万2000円の権利行使価格でも、ある時点では今年の11月限月のコール・オプション料が190円、同12月限月では380円になります。
一方のプットをみると、11月限月では230円、12月限月では440円となります。このように同じ権利行使価格でも相場の先行きに対する支配的な考え方などで、コールとプットのオプション料が異なり、当然ながら、オプション料は日々変化します。
オプション取引にはこうした複雑さもあって個人投資家にはとっつきにくく、取引のメーンプレーヤーはヘッジファンドなどの機関投資家となっています。
そんなプロが大勢を占める市場で、初心者だった某OLさんは取引を始めてから4年ほどで運用資産を7倍にまで増やしたのです。しかも、増やしたのは2009~11年とリーマン、東日本大震災、欧州債務危機と相場を不安定にさせるショックが多発した時期。決して順風ではない相場局面で、彼女は成果を上げたのです。
初回の記事は、そんな某OLさんの特異な投資人生の足跡をたどっています。そして現在は個別株でリターンを稼ぐ戦略に転換していることと、個別株の銘柄選びの着眼点にも触れています。
米中貿易摩擦などで相場の不安定さが増す昨今、某OLさんの歩みは参考になることも多いはずです。揺らぐ相場の中で勝ち抜き、投資の腕をステップアップしていった内容については、株探プレミアムに登録してご覧ください。
▼某OL(emi)さんの場合-第1回
「3年で億トレ、10年で『3億円プレーヤー』になった女性投資家の“特異な”投資人生」
⇒ https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n201910040533
【すご腕投資家さんに聞く「銘柄選び」の技】
投資上手の人はどんなふうにして銘柄を選ぶのか。また買い時や売り時はどのようにして判断しているのか。株で1億円以上を稼いでいるような「すご腕投資家」の実例をそのノウハウとともに紹介します。
⇒ バックナンバーはこちら!
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【今週の新着です!】
横山利香のゼロから始める「株探」の歩き方
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株が大好き、認定テクニカルアナリストの横山利香さんによる、株探の世界を隈なく探索するための実践ガイドの連載です。
「良い決算が発表されたのに、株価は下落してしまった!」――こんな経験をお持ちの投資家は多いはず。「決算」の内容を理解するだけでは、投資を行うための準備ができたとはいえません。株価が業績に比べて割高なのか、割安なのかを判定する作業が必要となります。今回は、そのために必ず身につけておきたい「3大指標」を中心にご説明いたします。
横山さんのわかりやすい解説で、あなたも“株探の達人”に!
☆最新記事(10月4日公開)← NEW☆
▼「有望銘柄の発掘は業績評価が決め手! 将来性があるのに割安な銘柄を探そう」
⇒ https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n201910040259
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◇今週の株探人気記事ランキング!◇
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※10月4日昼頃集計/PC・スマホ合計
一週間(前週金曜昼から今週金曜昼まで)の人気記事ランキングをお届けします!
“激アツ材料株”秋の陣 3大攻略地帯「最強選抜7銘柄」 <株探トップ特集>
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (10月1日発表分)
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今週の詳しい動向は、今朝06時30分配信の【今週読まれた記事】でもご紹介しています。
併せてご覧ください!
▼[PC]10月5日の市場ニュース[特集](一覧の下にあります)
⇒ https://kabutan.jp/news/marketnews/?category=5&date=20191005
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★今週末配信の「株探」おすすめ記事★
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10月5日(土)
06時30分 今週読まれた記事
08時00分 植木靖男の相場展望
10時00分 富田隆弥の【CHART CLUB】
19時30分 我が道を行く!「秋の爆騰ロード躍進株」7連弾<株探トップ特集>
10月6日(日)
08時00分 伊藤智洋が読むマーケット・シナリオ【週間展望】(P専用)
09時00分 今週の「妙味株」一本釣り!
09時15分 杉村富生の短期相場観測
09時30分 北浜流一郎のズバリ株先見!
13時30分 明日の好悪材料
16時00分 5万円以下で買える、低PBR&低PER 25社 【2部・新興】編
19時30分 上方修正“先回り”、19年12月期【業績上振れ】候補<成長株特集>
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