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【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (3月18日記)

日経平均の日足チャート 「株探」多機能チャートより

 日経平均株価は、本日の価格が下げると、2月中旬からの上値、下値を切り上げる上昇の流れの変化を示します。
 
 本日の価格が下げるなら、3月14日の高値1万7291円が一時的な反発の終点となって、すでに下値を試す動きへ入っている可能性が大きくなります。

 弱気の展開になる場合、下げ余地が拡大することから、本日は1万6500円程度まで下げる展開になる公算があります。

 現在が上昇の途中なら、本日の寄り付き値が昨日の安値1万6814円を維持して、寄り付き後、そのまま上昇の流れを作り、昨日の高値1万7253円へ接近する上げ場面になると考えられます。

 本日は、上下どちらへも動きやすい日なので、寄り付き後の方向によって、その後の展開が見えてきます。

情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend

【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)など著書多数。

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