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【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (3月15日記)

伊藤智洋(テクニカルアナリスト)

 日経平均株価は、3月5日以降が勢いの強い上昇の流れへ入っているなら、今週中に2月16日の高値3万0714円を超える動きになる公算です。

 その場合、本日は、明日に上昇を開始する準備の動き(小幅調整の動き)になるか、3万円以上を目指す動きになると考えらえます。

 本日が上昇の流れを作る場合、寄り付き値で上離れて、そのまま陽線引けする展開になると考えられます。

 本日の価格が上値重く推移する場合でも、明日は、寄り付き値が12日の高値2万9744円を大きく上離れて始まる公算です。本日は、明日の寄り付き値が2万9744円を大きく上離れることのできる値位置で引けると考えられます。

 本日の価格が下げる場合の下値の最大値は、12日の安値2万9210円へ届かない程度の地点になります。寄り付き後、大きく下げる動きになる場合、引けにかけて値を戻す動きがあらわれる公算です。


情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend

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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。

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