市場ニュース

戻る
この記事はプレミアム会員限定です

【市況】伊藤智洋が読むマーケット・シナリオ【週間展望】 3月21日版

NYダウ、日経平均ともすぐに上昇しなければ、今週は弱気継続
1.NYダウは3万2505ドルが押し目になるかが焦点
 図1は、最近の NYダウ日足です。NYダウは3月18日の高値3万3227ドルが戻り高値となって、下値を試す動きへ入っています。
 この下げは上げやすい4月を前にした動きなので、一時的で終わる可能性が大きいと言えます。上昇途中と見る場合、目先の下値の目安は2通りのポイントが考えられます。
 1つは、3月19日の安値3万2505ドルが押し目になるという見方で、もう1つは3万1765ドル前後が押し目になるという見方です。
 NYダウは2020年3月以降、一本調子の上昇、調整の動きを繰り返しながら、値幅と日柄の伴った上昇局面を作っています。
 この上昇途中の調整には、高値圏での横ばいの動きと、上げ幅全体を修正する格好で値幅の伴った下げ場面になる動きの2通りがあります。
 高値圏で横ばいの動きに入るときは、反転下降を開始した最初の安値が意識される動きとなっています。
 図1で2月の値動きを見て下さい。2月8日まで上昇を経過した後、2月9日がコマ足をつけて上値を抑えられる格好になっています。その後、価格が横ばいに推移していますが、このもみ合いの期間中は9日の安値が意識される(一時的に割れても、すぐに値を戻す)格好になっています。
...
こちらは株探プレミアム限定記事です。 プレミアムプランをご契約して読むことができます。
株探プレミアムに申し込む(初回無料体験付き)
プレミアム会員になると...
株価情報をリアルタイムで提供
企業業績の表示期数を拡大
限定コラムが読み放題

株探からのお知らせ

    日経平均