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【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (10月1日記)

伊藤智洋(テクニカルアナリスト)

 日経平均株価は、昨晩のNYダウが下げた流れを映して、寄り付き値が下放れて始まる公算です。

 本日の寄り付き値が下放れる場合でも、まだ強気の可能性を残す動きになる可能性があります。

 それは、9月22日の安値2万9573円が意識される格好で、すぐに値を戻して、昨日の安値2万9311円、または本日の安値が押し目底になる展開です。

 強気の展開になる場合、本日は、引けにかけて、昨日の始値2万9569円以上へ値を戻す動きになる公算です。

 現在が勢いの強い下降の流れの途中なら、本日は、寄り付き後に値を戻す動きとなっても、昨日の終値2万9452円前後で上値を抑えられて、引けにかけて、2万9000円の節目を目指す動きになると考えられます。


情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend

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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。

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