“ドル安円高”次第では

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株探編集部からのお手紙　2020年8月1日
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－ CONTENTS －
・今週のお手紙
・今週の注目記事
・【増収増益】リスト＆【青天井】銘柄
・【サプライズ】＆【イチオシ】
・ゼロから始める「株探」の歩き方
・今週の株探人気記事ランキング
・プロフィール登録のお願い
・今週末配信の「株探」おすすめ記事
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株探太郎さま
 
おはようございます。
株探編集部です。
 
急落ではないからこそ、不気味。
1ドル＝104円台前半までドル安・円高が進んだ為替のことです。
 
週末の日経平均は629円安と急落し、心理的フシ目にあたる2万2000円を終値で1ヵ月半ぶりに割り込みました。
寄り付きは71円安ながら、大引けまで一本調子の売りでつけた大陰線。
新型コロナウイルスの感染者増に歯止めが掛からないなかで迎える週末かつ月末です。
先行き不安が市場を覆うのも仕方がないのかもしれません。
 
日経平均が崩れるより先に、目を引く動きを見せていたのは為替です。
 
“コロナ暴落”の渦中の3月こそ1ドル＝111円台から101円台まで急落したあと、再び111円まで急騰する極端な動きとなりましたが、長い目で見ればこの動きですら2016年以降続くレンジ相場内のもの。
それに比べれば24日から始まったドル安・円高への動きは小さなものです。
 
しかし23日に107円を割り込み106円台に。24日に一時106円割れ。27日に105円台へ。28日に一時105円割れ。そして31日21時時点で104円台での推移に移行したこの数日間の値動きには、確かな“意思”のようなものを感じざるをえません。
 
ドルが下落しているのは円に対してだけではありません。
ユーロに対してもドルは下落が続いています。
ユーロ・ドルは2018年初の1ユーロ＝1.25ドル水準から2020年3月の1ユーロ＝1.06ドルまで2年余り、ユーロ安・ドル高トレンドが継続していました。
この流れはコロナショックの3月を境に反転。
5月以降、ドルはユーロに対し下落（ユーロはドルに対し上昇）し、7月末の時点で1ユーロ＝1.18ドル台をつけています。
 
ドル円の長期の推移を振り返れば、2012年12月に始まったアベノミクス相場と現在に至る日経平均の上昇の背景に、2012年末からのドル高・円安の進行と、2017年以降のドル円の安定があったことが見て取れます。
2012年に1ドル＝80円台を挟んで推移していたドル円は、2015年に1ドル＝125円台まで上昇（円は下落）しました。
この間に日経平均は8000円台から2万円大台を回復するまでの上昇を遂げています。
 
2015年夏に起きた天津爆発事故後のチャイナ・ショックや2016年6月の英EU離脱ショックの影響を受けドル円の振幅の大きかった時期は、日経平均が2万円を天井に1万4000円台まで下落した時期に重なります。
 
2017年以降、ドル円が110円を挟んで狭いレンジで安定した推移を続けたこの4年間は、日経平均が2万4000円台に駆け上がり、2万円台を割り込むことなく維持できた時期に重なります。
 
3月以降続いているのは世界各国で繰り広げられるなりふり構わない金融緩和、言い替えれば通貨安競争です。
FRBが示した緩和策維持への強い意志、そして米国で続く政治的混乱とケタ外れのコロナ感染拡大。
多くの材料がドル安の方向を示唆しています。
 
この先のドル円の推移次第では、東京株式市場はしばらく思わしくない展開が続くかもしれません。
 
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☆今週の注目記事☆
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3カ月で8000万→1.4億円までリベンジした根っこは、“すごメンタル“
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【コロナ相場でしくじり、とりでみなみさんの教訓】
◇最終回◇
 
投資がうまくなりたければ、銘柄分析の前に自分自身を分析しろ！
 
そう再認識させられたのが、本シリーズ最終回の記事です。そのテーマはリベンジ。2カ月で8000万円を溶かしてしまった後に、3カ月で6000万円を取り戻した技にフォーカスします。
 
コロナ暴落で痛い目にあって、まだ傷が癒えていない読者の方なら、とりでさんはどんな銘柄でリベンジを果たしてきたのかが、真っ先に知りたいところでしょう。
 
その思いは十分にわかりますが、編集部Mはあえて、「とりでリベンジ」銘柄より興味を持ってほしいことがあります。
 
それは、損を膨らましてもパニックにならず、億トレの地位から陥落しても決して投げやりになることはなかったという、とりでさんの“すごメンタル”についてです。
 
コンピュータトレードやAI（人工知能）の活用が喧しい昨今の株式市場ですが、個人投資家にとっては、ほとんどあっち側の話。銘柄選びも投資のタイミングを決めるのも、自分という人間が主役である状況は揺らいでいません。
 
それならば、自分とは何者かを突き詰めることは、投資の腕を上げるためには、依然として重要な要素になります。
 
自分とは何者かを掴むためにも、とりでさんの“すごメンタル”の源泉と原点はどこにあるのかを、今回の記事でぜひ参考にしてほしい内容です。
 
記事で紹介したとりでさんという人間が、今回のリベンジ戦で選んだ銘柄の着眼点を見ていくと、何かの気づきも得られるかもしれません。
 
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▼とりでみなみさんの教訓～最終回
3カ月で8000万→1.4億円までリベンジした根っこは、“すごメンタル“
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【すご腕投資家さんに聞く「銘柄選び」の技】
投資上手の人はどんなふうにして銘柄を選ぶのか。また買い時や売り時はどのようにして判断しているのか。株で1億円以上を稼いでいるような「すご腕投資家」の実例をそのノウハウとともに紹介します。
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コロナ直撃の4-6月期【増収増益】リスト
あすは利益成長【青天井】銘柄を配信！
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【サプライズ】＆【イチオシ】をチェック！
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先月から引き続き、8月14日まで決算発表の集中期間が続きます。
 
この期間中、株探では『決算特報』を毎日3本配信しています。また、プレミアム会員専用記事として、より早い“超速報”を毎日2本配信します。
 
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【株探ユーザーのバイブル】
横山利香の
ゼロから始める「株探」の歩き方
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株が大好き、認定テクニカルアナリストの横山利香さんによる、株探の世界を隈なく探索するための実践ガイドの連載です。
 
株式市場は数年、あるいは十年に一度、避けようのないショック安に翻弄されます。今回のコロナショックもその一つでしょう。
 
しかし、ショック安は一方で、企業の底力をあぶり出す、またとない機会にもなります。景気が後退し、全般市場が下落する中においても、増益基調を崩すことなく成長を続けてきた企業が存在します。
 
これらの企業は逆風に抗って成長を続けることのできる、強固な収益基盤を有していると言えます。今回、横山さんが紹介するのは、四半期業績で営業増益を重ねて成長を続ける企業の探索方法です。
 
株価は長期にわたる業績成長を反映するものです。なかには48四半期連続（12年連続！）で営業増益を続けている企業もあるのです。
 
横山さんのわかりやすい解説で、あなたも“株探の達人”に！
 
☆最新記事（7月22日公開）
▼「(25) 長期成長が期待できるテンバガー銘柄を探そう」
⇒ https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n202007220827
 
★前シリーズも読めます★
⇒ バックナンバーはこちら！
 
※当連載はフリーコンテンツです。どなた様もご覧いただけます。
 
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◇今週の株探人気記事ランキング！◇
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※7月31日昼頃集計／PC・スマホ合計
 
今週は22日昼から31日昼までの人気記事ランキングをお届けします！
 
1．【明日の好悪材料】を開示情報でチェック！ (7月28日発表分)
2．ゼロから始める「株探」の歩き方 ― (25)長期成長が期待できるテンバガー銘柄を探そう
3．「最高益」予想なのに割安評価、ヒストリカルPERで見つけるお値打ち株 ＜株探トップ特集＞
4．輝く高収益、「ROE10％超」好業績リスト 26社選出 ＜成長株特集＞
5．【北浜流一郎のズバリ株先見！】 ─ 中国景気の回復で恩恵享受の設備投資関連を狙う！
 
今週の詳しい動向は、土曜朝06時30分配信の【今週読まれた記事】でもご紹介しています。
併せてご覧ください！
 
▼［PC］8月1日の市場ニュース［特集］（一覧の下にあります）
⇒ https://kabutan.jp/news/marketnews/?category=5&date=20200801
▼［スマホ］市場ニュース［特集］
⇒ https://s.kabutan.jp/market_news/?category_org_id=5
 
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★今週末配信の「株探」おすすめ記事★
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8月1日（土）
06時30分　今週読まれた記事
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19時30分　利益成長【青天井】銘柄リスト 〔第1弾〕＜成長株特集＞
 
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☆次回配信は【 8月8日（土）】の予定です。
 
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