安倍政権最高到達点2万4448円を菅政権は超えるか

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株探編集部からのお手紙 2020年9月12日
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- CONTENTS -
・今週のお手紙
・今週の注目記事
・利益成長“青天井”リスト【総集編】
・ゼロから始める「株探」の歩き方
・今週の株探人気記事ランキング
・プロフィール登録のお願い
・今週末配信の「株探」おすすめ記事
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株探太郎さま
 
おはようございます。
株探編集部です。
 
米株の急落が話題になるとともに、日本株の見せた頑強さも印象に残った1週間でした。
 
率直に言えば、米株の急落で慌てている市場関係者は少ないでしょう。
 
相場には調整がつきものです。
調整なき一本調子の上昇があるとすれば、それは大天井へ向かう上昇相場の最終局面です。
米株の調整はしばらく続きそうですが、長い目でみれば上昇相場を長続きさせるでしょう。
 
一方の日本株は頑強でした。
ほぼ8年ぶりの新首相の誕生、引き継がれるマーケットフレンドリーな政策、打ち出されるであろう前向きな経済対策。
 
米株の急落にも動じず日経平均が頑強な動きを見せていることは、来週誕生する菅政権への期待の表れと言っていいでしょう。
 
日経平均株価を評価尺度として見た第2期安倍政権の最高到達点は2018年10月の2万4448円でした。
次期政権を株式市場の視点で見た場合、安倍政権が3度到達してついに通り抜けられなかった日経平均2万4000円台を突破できるかどうか、2万5000円という次の大台に日本を誘うことができるかどうかは重要なポイントです。
 
来週、菅政権の発足とともに、2万5000円への歩みが始まったのかどうか見極めたいところです。
 
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☆今週の注目記事☆その1
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10倍に稼ぐ技は「地合い×理論」、だから今年は「踏み上げロング」
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【目指せ億トレ、頑張り投資家さんの稼ぎ技 レブルさんの場合】
◇第3回◇
 
5年で資産を10倍化させた32歳の投資家、レブルさん(ハンドルネーム)が、投資全般でバイブルにしているのが「ダウ理論」です。
 
前回記事で紹介したように、この理論には6つの法則がありますが、覚えていらっしゃいますか? 忘れてしまった方は、今回の記事でも再掲載していますので、ご覧ください。
 
投資を始めたばかりの頃、この理論を知らなかったことで恥ずかしい思いをしたレブルさんは、その後、徹底的に調べ尽くして、自分のものにしました。
 
とはいっても、理論をそのまま適用すれば、リターンを得られるほど投資は甘くありません。
 
スポーツでも、一流選手ほど基礎をしっかり身に着けながらも、自分流のスタイルや世界を築いているものです。投資の世界でも同じです。
 
後世に伝わり続けている立派な理論であっても、築いた当時と現在とでは取り巻く環境は様々な点で異なっています。特に昨今の高速取引化は、導入前と導入後で取引環境を大きく変えたと感じる投資家が多いようです。世界的に大規模の金融緩和が浸透する昨今の金融情勢も、当然、大規模緩和前とは違った環境をもたらしているはずです。
 
そうしたこともあってレブルさんは、カリスマ投資家が打ち立て何世代も語り継がれてきたような理論ほど、手放しで取り入れることはしていないそうです。
 
ダウ理論もその例外ではありません。レブルさんはこの理論を「地合い」に応じて、調整を心がけています。
 
その中身とは? 詳しくは、株探プレミアムに登録して、記事をご覧ください。
 
▼レブルさんの場合-第3回
10倍に稼ぐ技は「地合い×理論」、だから今年は「踏み上げロング」
⇒ https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n202009080396
 
【目指せ億トレ、頑張り投資家さんの稼ぎ技】
「習うより慣れろ」というように、投資で腕を上げるには継続が重要。とはいえ、ただやみくもに続けても、時間とお金の無駄です。このコラムは、投資経験はそれほど長くないものの、研鑽を積み重ね、成果を上げている投資家さんにフォーカス! その姿を通して、上達のヒントを提供します。
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☆今週の注目記事☆その2
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マザーズ銘柄を徹底研究(No.1)~出来高急増の「バズった銘柄」に乗るか、降りるか?
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【大川智宏の「日本株・数字で徹底診断!」】
◇第48回◇
 
足元では、不穏な動きも見え始めましたが、史上最高値を更新していた米株式市場につられ日経平均株価も一時はコロナ前高値の2万4115円を目前にする戻りを見せてきました。
 
しかし、これを凌ぐ勢いで戻りを演じているのが東証マザーズ指数。足元は1100ポイントを超え、昨年11月末に付けた高値の921ポイントを、200ポイントほど上回っています。
 
今回の「日本株・数字で徹底診断!」は、春からお祭り騒ぎが続いてきたマザーズ市場がテーマです。その内容とは、タイトルに示したように出来高急増のバズった銘柄の扱い方です。
 
ご存じのように出来高とは、一定期間の間に取引された株数で、需給の状態を表します。この出来高が急激に増えた銘柄は、その後の取引が活況になり、株価の上昇もしくは下落の勢い(モメンタム)が増していく可能性があります。
 
変化なきところに、リターンなし――。取引される株数が大きく増える状態が出現すれば、「何か起きている」「何か起きそうだ」と、投資家の期待が高まるのは当然の成り行きです。
 
では、ここまで絶好調に推移してきたマザーズ市場の銘柄では、出来高の急増は投資チャンスのサインとなり、リターンをもたらしてきたのでしょうか。
 
記事では、前日の出来高が過去3カ月の平均値に対して10倍以上増加し、かつ前日の株価変化が5%を超える銘柄群の累積リターンを計測するなど、さまざまな定量分析を駆使しました。
 
するとさまざまな関係性が見えてきた。
 
今年3月末からの計測は、想定通り「出来高がプラス・前日の株価変化がプラス」になった銘柄群が最も高パフォーマンスになりましたが、その次に「出来高がプラス・同株価変化がマイナス」の銘柄群が来るという状況も見えてきました。
 
またマザーズ市場全体の騰勢との関係性も無視できません。
 
これらを踏まえて、マザーズ市場の出来高急増銘柄をどのように捉えるべきかは株探プレミアムに登録して、ご確認ください。
 
▼第48回
マザーズ銘柄を徹底研究(No.1)~出来高急増の「バズった銘柄」に乗るか、降りるか?
⇒ https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n202009090232
 
【大川智宏の「日本株・数字で徹底診断!」】
智剣・Oskarグループの主席ストラテジストである大川智宏が、日本株の行方をクオンツと呼ばれる金融工学の手法を駆使して診断します。
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☆今週の注目記事☆その3
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バフェットの商社株保有は、割安銘柄復権の始まり? ⇒バリュー株効果
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【大槻奈那の「だからあなたは損をする~心理バイアスの罠にはまらない技」】
◇第8回◇
 
最近、多くの投資家の注目を集めたのが投資の神様、ウォーレン・バフェットさんの商社株保有ではないでしょうか。
 
ソフトバンクグループ<9984>の米株オプションの“クジラ取引”もありますが、日本株の将来という面では、バフェットさんの商社株購入の方に軍配が上がります。
 
そのバフェットさんといえば、バリュー投資。キャッシュフローを安定成長させるビジネスモデルを持ちながら、本来の企業価値より割安に放置されている優良銘柄を、長期保有してリターン獲得を目指す戦略です。このバリュー投資は、リスクを抑えつつ安定リターンを目指す戦略として広く受け入れられてきました。
 
しかし、そのバリュー投資も世界中で大規模な金融緩和が実施されている昨今、非常にやりにくくなってきました。特に日本のように、日銀がETF(上場投資信託)を通じて市場平均を購入している環境では、構成銘柄にあまねく資金が入るため、割安に放置される銘柄が出にくくなります。なので、いくら超絶な目利きを持っていても、宝の持ち腐れになりやすいのです。
 
ところがです。こうしたバリュー劣勢の状況に変化の兆しも見えてきました。
 
この7月末時点から計測すると、東証バリュー株指数が同グロース株指数をアウトパフォームするようになったのです。そんな状況下のところに、バフェットさんがPBR(株価純資産倍率)1倍を割れている商社株を購入したというニュースが伝わりました。
 
金融研究の世界では、バリュー株は、長期的に市場平均をアウトパフォームする傾向があるとされています。果たして、バリュー株効果が発揮しやすい環境に転換したのか。
 
記事では、PBRが1倍どころか0.5倍以下のディープバリュー株を主な対象として分析しました。詳しくは株探プレミアムに登録して、ご確認ください。
 
▼第8回
バフェットの商社株保有は、割安銘柄復権の始まり? ⇒バリュー株効果
⇒ https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n202009110236
 
【大槻奈那の「だからあなたは損をする~心理バイアスの罠にはまらない技」】
マネックス証券・執行役員チーフアナリストの大槻奈那が心理学と経済学を融合した行動経済学の知見を踏まえながら個人投資家が陥りやすい心理の罠に迷い込まないポイントを紹介していきます。
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利益成長“青天井”リスト【総集編】
今週から配信スタート!
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3月期決算企業の中間決算期末を前に、高配当利回り銘柄への注目度が高まっています。高配当は魅力的ですが、新型コロナウイルス禍で株主還元を抑制する企業が増えるなか、減配リスクには注意をしたいところです。
 
7日に配信した株探トップ特集「鉄壁の高配当、“1Q増益+10年減配なし+利回り3%超”の価値」では、直近の業績動向が良好なうえ、過去の配当実績などから減配のリスクが低いとみられる高配当銘柄を紹介しました。
 
▼鉄壁の高配当、“1Q増益+10年減配なし+利回り3%超”の価値<株探トップ特集> (9/7)
⇒ https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n202009071052
 
成長株特集は、今週から定番人気シリーズ「利益成長“青天井”銘柄リスト【総集編】」を配信しています。この特集は、7月下旬から8月中旬までの4-6月期決算発表シーズンに配信した「利益成長“青天井”銘柄リスト」の対象期間を広げて再構成したものです。
 
10日(木)にリリースした「第1弾」は時価総額800億円以上、明日19時30分に配信する「第2弾」では、時価総額250億円以上の銘柄を対象に、経常利益が四半期実績、通期計画ともに過去最高の企業をリストアップします。ぜひご覧ください!
 
▼利益成長“青天井”銘柄リスト【総集編】第1弾 15社選出 (9/10)
⇒ https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n202009100826
 
※各特集記事はフリーコンテンツです。どなた様もご覧いただけます。
 
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【株探ユーザーのバイブル】
横山利香の
ゼロから始める「株探」の歩き方
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株が大好き、認定テクニカルアナリストの横山利香さんによる、株探の世界を隈なく探索するための実践ガイドの連載です。
 
株式投資で銘柄を選ぶ際に大切なことの一つは、市場のトレンドに逆らわぬことです。
 
では、市場のトレンドを支配しているのは何者なのでしょうか? 投資家であれば答えはご存じのはず。そう、外国人投資家です。
 
残念ながら、国内投資家の多くは外国人投資家の手のひらの上で踊らされている脇役に過ぎません。彼らの売買動向に逆らえば儲けることすら難しいのです。しかし、海外投資家の考え方を理解することができれば、それだけ勝てる確率は上がります。
 
では、彼らの考え方を理解するには、どうしたらよいのでしょう。株探の「銘柄探検」にはその鍵となるコンテンツがしっかりと用意されています。
 
鍵となるのは「ROE」。海外投資家が最も重視する投資尺度の一つです。
 
「ROE」は外国人投資家の投資先となりそうな企業をいち早く見つけ出すためのヒントを与えてくれます。また、大きな経済危機に見舞われた際にも、危機を乗り越えて生き残る可能性の高い、経営手腕の優れた企業をふるい分けるツールにもなります。
 
今回、横山さんが取りあげるのが、この「ROE」を存分に活用した2つのコンテンツです。
 
横山さんのわかりやすい解説で、あなたも“株探の達人”に!
 
☆最新記事(8月28日公開)
▼「(27) 外国人投資家に選ばれそうな高収益企業を探そう」
⇒ https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n202008280352
 
★前シリーズも読めます★
⇒ バックナンバーはこちら!
 
※当連載はフリーコンテンツです。どなた様もご覧いただけます。
 
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◇今週の株探人気記事ランキング!◇
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※9月11日昼頃集計/PC・スマホ合計
 
一週間(前週金曜昼から今週金曜昼まで)の人気記事ランキングをお届けします!
 
1.DX時代の大化け候補、蒼穹を駆ける「クラウド関連」精選株リスト <株探トップ特集>
2.【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (9月8日発表分)
3.【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 新政権関連を中心に急落株の出直りに期待!
4.鉄壁の高配当、“1Q増益+10年減配なし+利回り3%超”の価値 <株探トップ特集>
5.【今週読まれた記事】狙え“テンバガー”! IPO沸騰の9月
 
今週の詳しい動向は、土曜朝06時30分配信の【今週読まれた記事】でもご紹介しています。
併せてご覧ください!
 
▼[PC]9月12日の市場ニュース[特集](一覧の下にあります)
⇒ https://kabutan.jp/news/marketnews/?category=5&date=20200912
▼[スマホ]市場ニュース[特集]
⇒ https://s.kabutan.jp/market_news/?category_org_id=5
 
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★今週末配信の「株探」おすすめ記事★
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9月12日(土)
06時30分 今週読まれた記事
06時40分 今週の【早わかり株式市況】
08時00分 村瀬智一が斬る!深層マーケット
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09時00分 今週の「妙味株」一本釣り!
09時15分 杉村富生の短期相場観測
09時30分 北浜流一郎のズバリ株先見!
13時30分 明日の好悪材料
16時00分 5万円以下で買える、財務健全・低PBR【2部・新興】編<割安株特集>
17時00分 株価指数先物 【週間展望】
19時30分 利益成長“青天井”銘柄リスト【総集編】第2弾<成長株特集>
 
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今週も、最後までお読みくださいましてありがとうございました(・ヮ・)
 
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