封鎖都市の株式市場で株価だけが上がっていく

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株探編集部からのお手紙 2020年3月28日
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- CONTENTS -
・今週のお手紙
・今週の注目記事×2
・ゼロから始める『株探』の歩き方
・今週の株探人気記事ランキング
・プロフィール登録のお願い
・今週末配信の「株探」おすすめ記事
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株探太郎さま
 
おはようございます。
株探編集部です。
 
日経平均株価は前週比2836円、率にして17.1%の上昇!!
 
などと浮かれるような場面でないことは言うまでもありません。
 
東京は株式市場の内と外で、目もくらむばかりの落差のある世界が広がっています。
 
都知事が新型コロナウイルスの感染爆発と都市封鎖の可能性を警告し、緊張が最大に高まった外の世界。
セリング・クライマックスは通過したとばかりに新型コロナ収束後の未来に向けて走り出した株式市場の内側の世界。
 
東京だけではありません。
ニューヨークで、ロンドンで、そしてミラノでさえも、株式市場の“内”と“外”に切り離された対象的な世界が出現しています。
 
NYダウは23日につけた安値1万8213ドルから3日間で21.3%上昇しました。
英FTSE100指数は23日につけた安値4993から3日間で14.5%上昇しました。
伊FTSE MIB指数は12日につけた安値14894から2週間で16.6%上昇しました。
 
封鎖された都市の株式市場で、株価が跳ね上がっているのです。
外出すら制限された街で感染者と犠牲者が増え続けている中で。
 
世界の中銀が足並みをそろえて実施する史上最大級の金融緩和、世界の政府が次々に表明する財政政策がもたらす未来を株式市場は見据えています。
遅かれ早かれやってくる新型コロナ収束宣言の後にくるものに向けて、マーケットは足を踏み出しつつあるようです。
 
とはいえ、セオリーに従うなら、出動は二番底を確認してからでも遅くはないでしょう。
二番底の訪れは、数週間から数ヵ月先になることも珍しくありません。
 
暴落の後には大きなチャンスが待っているものです。
この相場から目を離さずに、次に来るものを見据える投資家には多くの機会が訪れるでしょう。
 
しかし、相場格言に「頭と尻尾はくれてやれ」と言います。
焦らずに“株式市場の外側”も落ち着くときを待つべきではないでしょうか。
 
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☆今週の注目記事☆その1
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反発を見極める指標は?
テーマ株投資の注意点は?
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【Bコミさんこと坂本慎太郎さんに緊急インタビュー(下)】
 
「山高ければ谷深し」。ならば、その逆もあり!? 週明けに訪れた日経平均株価の連騰を見るにつけ、そんな希望的観測を持ちたくなるような展開でした。
 
世界各国で大胆な金融・財政政策が明らかにされ、また日本にとっては東京オリンピックの延期決定など不透明要因が解消、これに年度末に向けた権利取りなど各種の需給要因も加わり、反発が進んだ可能性があります。
 
とはいえ新型コロナウイルスの感染拡大が終息を迎えたわけではありませんし、来期業績への不透明感や景気後退の確認などで二番底が到来する可能性は十分あります。
 
Bコミさんこと坂本慎太郎さんへのインタビューシリーズの締めくくりは、マーケットのセンチメントを見極めるのに注視している指標や、反発狙いでテーマ株に注目する上での注意点などについて語ってもらいました。
 
また前回で触れた高利回り銘柄について、REIT(不動産投資信託)について再びおさらいをしてもらいました。これらの詳しい中身については、株探プレミアムに登録してご覧ください。
 
▼反発を見極める指標は? テーマ株投資の注意点は?
 ~Bコミさんに緊急インタビュー(下)
⇒ https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n202003260379
 
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☆今週の注目記事☆その2
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迫りくる信用収縮の恐怖に克つ、
「特効薬指標」はこれだ!
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【大川智宏の「日本株・数字で徹底診断!」】
◇第37回◇
 
本メルマガ「☆今週の注目記事☆その1」でも触れたように、週明けの3月23日から株式市場は反発色を強めましたが、まだ新型コロナウイルスとの戦いは終わったわけではありません。
 
主要国の中央銀行は大規模な金融緩和を矢継ぎ早に実施し始めましたが、消費・企業活動の停滞で資金の流れが細り、さらなる金詰りを引き起こす信用収縮の波を完全に封じ込められるのかは予断を許しません。
 
マネーマーケットは、感染被害の大きいイタリアに対して、信用リスクへの不安を高めています。例えばシニア債のCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)が急騰しています。
 
シニア債はローンの元本と利息を裏付けとする証券化商品の中で、高格付け(低リスク)の債券。そしてCDSは信用リスクを売買の対象にするデリバティブ(金融派生商品)で、債権がデフォルトした際の損失を保証する保険に相当するものです。
 
つまり高格付けの債券に対する保険料が上昇していることになり、信用不安への警戒が強まっていることを示しています。信用リスクへの懸念では、原油価格の暴落で有利子負債の水準が高いシェールオイル企業が採算割れによって、債務返済が滞る恐れが警戒されています。
 
今回の「日本株・数字で徹底診断!」では、こうした信用収縮への懸念が強まる局面を想定し銘柄選択のポイントを紹介しています。詳しい内容は、株探プレミアムに登録してご覧ください。
 
▼第37回
迫りくる信用収縮の恐怖に克つ、「特効薬指標」はこれだ!
⇒ https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n202003250378
 
【大川智宏の「日本株・数字で徹底診断!」】
智剣・Oskarグループの主席ストラテジストである大川智宏が、日本株の行方をクオンツと呼ばれる金融工学の手法を駆使して診断します。
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【最新話公開!】
横山利香の
ゼロから始める「株探」の歩き方
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株が大好き、認定テクニカルアナリストの横山利香さんによる、株探の世界を隈なく探索するための実践ガイドの連載です。
 
株式投資はよく美人投票になぞらえられます。自分が惚れ込んでいるだけでは不十分で、株価が上昇していくためには、より多くの方にその魅力を認めてもらう必要があるわけです。
 
投資家は日々、鵜の目鷹の目で値上がりしそうな銘柄を必死になって探しています。その際に手助けしてくれるのが、株探の「株価注意報」の「本日の株価動向」です。
 
ここにある「株価上昇率ランキング」「ストップ高銘柄」「昨年来高値更新銘柄」では投資家の熱い視線を集めている、いまが旬の銘柄が並んでいます。反対に「下落率ランキング」や「ストップ安銘柄」「昨年来安値更新銘柄」の顔ぶれを包むのは期待を裏切られた投資家のため息かもしれません。
 
投資家の注目を集める銘柄は、新たな投資家の関心を誘い込み、より注目度を高めていく好循環が生じることもしばしばです。
 
今回はこの正のスパイラルが生じる可能性のある銘柄を探すツールとなる「株価注意報」について説明していきます。
 
横山さんのわかりやすい解説で、あなたも“株探の達人”に!
 
☆最新記事(3月27日公開)← NEW!
▼「(17)株式投資は美人投票!投資家注目の銘柄を探そう」
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※当連載はフリーコンテンツです。どなた様もご覧いただけます。
 
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◇今週の株探人気記事ランキング!◇
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※3月27昼頃集計/PC・スマホ合計
 
一週間(前週金曜昼から今週金曜昼まで)の人気記事ランキングをお届けします!
 
1.権利落ち目前“滑り込みキャッチ”、「株主優待&配当」中期有望株を拾え <株探トップ特集>
2.【杉村富生の短期相場観測】 ─ 株価は「最悪シナリオ」を織り込む局面!
3.【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 絶不調相場に曙光、売られ過ぎ修正の先導株に期待!
4.まだ間に合う、3月配当【高利回り】ベスト30 「東証1部」編 <割安株特集>
5.明日の株式相場戦略=AI暴走、超短期かタイムカプセル投資か
 
今週の詳しい動向は、土曜朝06時30分配信の【今週読まれた記事】でもご紹介しています。
併せてご覧ください!
 
▼[PC]3月28日の市場ニュース[特集](一覧の下にあります)
⇒ https://kabutan.jp/news/marketnews/?category=5&date=20200328
▼[スマホ]市場ニュース[特集]
⇒ https://s.kabutan.jp/market_news/?category_org_id=5
 
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★今週末配信の「株探」おすすめ記事★
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3月28日(土)
06時30分 今週読まれた記事
06時40分 今週の【早わかり株式市況】
08時00分 村瀬智一が斬る!深層マーケット
08時30分 植草一秀の「金融変動水先案内」
08時50分 今週の【話題株ダイジェスト】
09時00分 今週の【上場来高値銘柄】
10時00分 富田隆弥の【CHART CLUB】
19時30分 5G関連「復活高スペシャル7銘柄」<株探トップ特集>
 
3月29日(日)
08時00分 伊藤智洋が読むマーケット・シナリオ【週間展望】※P専用
09時00分 今週の「妙味株」一本釣り!
09時15分 杉村富生の短期相場観測
09時30分 北浜流一郎のズバリ株先見!
13時30分 明日の好悪材料
16時00分 10万円以下で買える、3期連続増益&低PBR「お宝候補」【2部・新興】編
19時30分 利益成長“青天井”銘柄リスト【総集編】第4弾
 
※P専用…プレミアム会員専用記事
 
※上記の記事配信予定は、変更となる可能性があります。
 
 
 
☆次回配信は 4月4日(土)の予定です。
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