落ち着きどころ見えない展開続くも、中小型テーマ株には資金流入

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株探編集部からのお手紙　6月2日
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株探会員のみなさま
 
おはようございます。
株探編集部です。
 
マーケットは一足早く梅雨が始まったかのような、どんよりとした空模様の日が続いています。
 
5月最終日の日経平均株価は341円安と大幅続落。
為替も1ドル＝108円台に入り、1月以来のドル安円高水準に入っています。
米中貿易摩擦懸念に加え、この日の寄り付き前に伝わったトランプ大統領によるメキシコへの追加関税措置発表も嫌気され、マーケットは落ち付きどころが見えない展開となっています。

日経平均は年初以来の2万円割れも視野に入ってきたと言わざるを得ず、再びショック安の時間が近づいているのかもしれません。
 
もっとも、マーケットの一角では、一部の中小型株に資金が流入し始めているようです。
全体相場が崩れるとき、逆行高となっている銘柄が、相場回復後の先導株となるセオリーに従えば、株式市場は陰の極に近づきつつも、その先の希望も私たちに知らせてくれているようです。
 
資金流入が期待されている一部中小型テーマ株については、1日配信の株探トップ特集「『5G』戦略ステージ始まる、FPGA関連“急騰モード”5銘柄+1」で紹介しています。
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　通常、シクリカル銘柄とディフェンシブ銘柄のパフォーマンスは対称的になりますが、米中貿易摩擦が激化したことからその傾向が薄れています。経済戦争に加え通貨戦争の様相を見せる両国の対立は、景気に与える影響を一層測りにくくさせている影響が表れている可能性があります。
 
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