NYダウ3万ドルの先

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株探編集部からのお手紙 2020年1月18日
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今週のお手紙
今週の注目記事×2
9-11月期の利益成長【青天井】リスト
ゼロから始める『株探』の歩き方
今週の株探人気記事ランキング
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今週末配信の「株探」おすすめ記事
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株探太郎さま
 
おはようございます。
株探編集部です。
 
NYダウの史上初めての3万ドル乗せが目前に迫っています。
 
このメールの執筆時点の17日終値は前日比267ドル高の2万9297ドル。
3万ドルの大台達成は時間の問題と言えるでしょう。
 
日本株が米国株式市場の影響を強く受けることは言うまでもありません。
NYダウが3万ドルに到達するその時と、3万ドルを達成したその後にはどのような展開が待っているのでしょうか。
それは取りも直さず、日本株の行方を知ることにも繋がっています。
 
米国株は、中期的には2019年1月を起点とする上昇トレンドの途上にいます。
長期的には2009年3月、つまりリーマン・ショック時の金融危機後の大底を起点とした足掛け10年以上にわたる長期上昇相場の途上にあります。
 
とはいえ、この10年以上にわたる上昇相場の間にも、何度かの調整局面が存在しました。
記憶に新しいのは2018年10月から12月にかけて、米中貿易摩擦の激化を嫌って2ヵ月で5000ドル超下落した局面でしょう。
それ以前であれば、2015年夏から翌年にかけて、中国景気の失速懸念などから1年余りの調整局面がありました。
 
いずれも日経平均株価の調整局面と一致しています。
 
日本株と米国株は、短期的な上げ下げこそ連動しますが、長期的な推移の連動性は高くはありません。
しかし、アベノミクス相場が始まった2012年12月以降は、その連動性が高まっています。
2017年以降はドル円の変動幅がかつてなかったほど縮小しており、この傾向はさらに強いものとなっています。
 
従って、現在のNYダウの上昇がどこまで続くかは、日本株の上昇トレンドの行き先を知る上で、重要な手掛かりとなります。
 
まず、米国経済には現在、失速の気配がありません。
その点で、株価動向の大勢に対しての懸念はありませんが、しかし株価は行き過ぎるものです。
 
上昇が行き過ぎた後には必ず調整が訪れます。
NYダウはそう遠くないうちに3万ドルに到達するでしょうが、現在のような上昇ペースはいつまでも持続できるものではありません。
 
仮に上昇ペースの加速や、大台達成の過程で市場に陶酔の雰囲気があふれるようならば、半身に構えるべき局面の到来です。
今はまだその気配はありませんが、見るべきものから目を離さないようにしておきたいところです。
 
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☆今週の注目記事☆
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2年で6倍化のお宝株選び、
そのマニアックな調査法を丸裸に
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【すご腕投資家さんに聞く「銘柄選び」の技 合金さんの場合】
◇第2回◇
 
「そんなマイナーな銘柄を買っているの?」とあきれられるような、他人が気付いていない実力派銘柄をひっそり探し当て、やがて「実はものすごくいい会社だったんだね」という評価を得ることに喜びを感じているのが、今回登場の合金さん(ハンドルネーム)です。
 
興味を持った銘柄を徹底調査して丸裸にし、隠れた魅力を持つお宝銘柄を掘り当てる戦略で、合金さんは合計3000万円の投資元本を2億円強に膨らますことに成功しました。
 
マイナー銘柄を好む合金さんが、特に関心を持つのが業績不振の会社。前回紹介した防虫や廃棄物処理を手掛けるサニックス <4651> は、かつて赤字転落し、継続企業の前提に疑義が生じた際に投資を開始しました。
 
もちろん、買い出動したのは、近い将来に疑義の解消=業績回復&成長軌道に乗ると見込んだからで、実際に同社は合金さんが投資後の2回目の通期決算で、継続疑義を解消しました。
 
今回も、マニアックとも言える調査の実施で、お宝銘柄を掘り当てた例を紹介します。その銘柄は、低熱膨張合金や半導体向けステッパー用部品の製造などを主力とする新報国製鉄 <5542>。
 
おもしろいのは、興味を持った理由がサニックスとは正反対で、業績予想の上方修正でした。ただ、その内容が「ほんまかいな」と思わず漏らしてしまうようなものだったそうです。
 
そこから調査を進めていくと、投資意欲をそそられる事実が浮かび上がりました。それによって同社株への投資を決めた結果、株価は6倍化しました。
 
今回の記事では、合金さんは20近い項目に分けて調査を実施することを紹介しています。これらの詳しい内容は、株探プレミアムに登録して、記事をご覧ください。
 
▼合金さんの場合-第2回
「2年で6倍化のお宝株選び、そのマニアックな調査法を丸裸に」
⇒ https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n202001170506
 
【すご腕投資家さんに聞く「銘柄選び」の技】
投資上手の人はどんなふうにして銘柄を選ぶのか。また買い時や売り時はどのようにして判断しているのか。株で1億円以上を稼いでいるような「すご腕投資家」の実例をそのノウハウとともに紹介します。
⇒ バックナンバーはこちら!
 
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☆今週の注目記事☆その2
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“株価一人負け”のスルガ銀が、
シェアハウスより心配な問題
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【まだ終わらない『かぼちゃの馬車』事件】
 
スルガ銀行 <8358> の株価が昨年11月20日をピークに、下落傾向を続け、足元の株価は20%以上のマイナスになっています。
 
同業の株価パフォーマンスを見ると、千葉銀行 <8331> 株は微増、同じ静岡県に本拠を置く静岡銀行 <8355>株 が5%未満のマイナスにとどまっており、スルガ銀株は“一人負け”とも言える状態に陥っています。
 
同行株不調のきっかけは、昨年11月20日の夕方に報じられた日本経済新聞の記事。その内容は、スルガ銀から不正融資されたシェアハウスの所有者が、物件を手放せばローン債務を免除される方向で調整に入ったというものです。
 
いわゆる代物弁済で、それが実現すれば今回の不正融資問題が一気に解決する可能性があります。しかし、株式市場の評価は厳しいものに。その要因はどこにあるのでしょうか?
 
実は『株探プレミアム』では、日経報道の1カ月前ほどに、シェアハウスの不正融資問題で被害者の中から代物弁済の交渉がもたらされている状況を、不動産業界や被害者側などの取材を通して紹介しています。
 
スルガ銀の不正融資問題を追っている『株探プレミアム』は、業界関係者などに取材して、今回の代物弁済にはどのような問題を引き起こす懸念があるのか解説しています。端的に言うと、シェアハウスの代物弁済は、シェアハウス以外の物件融資にマイナスのインパクトを与える恐れがあるということです。
 
その詳しい中身は、株探プレミアムに登録してご覧ください。
 
▼「“株価一人負け”のスルガ銀が、シェアハウスより心配な問題」
⇒ https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n202001160689
 
【プレミアム専用スペシャルリポート】
個人投資家のために、金融・経済さらには政治、社会、文化に関連する話題を選りすぐったハイクオリティ・リポートです。
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9-11月期の利益成長【青天井】リスト
決算シーズン前に上方修正候補をチェック!
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小売業が多くを占める9-11月期の決算発表がほぼ出そろいました。16日の成長株特集では、9-11月期に経常利益が全四半期ベースの過去最高益を達成し、かつ通期計画も最高益更新を見込む企業をリストアップしました。
 
▼利益成長【青天井】銘柄リスト〔9-11月期〕13社選出
⇒ https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n202001160767
 
今週後半から4-12月期の決算発表が本格化します。明日19時30分にリリースする「発表迫る、好業績の中小型株【業績上振れ】候補 〔第1弾〕」は、四半期ベースで増収増益が続く3月期決算の中小型株の中から、通期計画に対する進捗率が高く、上方修正する可能性の高い銘柄を紹介します。ぜひチェックしてみてください!
 
※この特集記事はフリーコンテンツです。どなた様もご覧いただけます。
 
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【最新話公開!】
横山利香の
ゼロから始める「株探」の歩き方
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株が大好き、認定テクニカルアナリストの横山利香さんによる、株探の世界を隈なく探索するための実践ガイドの連載です。
 
投資するタイミングをうかがっていた銘柄が突然急騰を演じて、「シマッタ!」と地団駄を踏んだり、保有株が急落して「何があったの?」とうろたえたり――こんな経験は投資家であれば多くの方がお持ちでしょう。
 
株価が大きく動くとき、その背景にはたいてい銘柄にまつわるニュース、いわゆる「材料」が存在します。今回の「株探の歩き方」では株価変動をもたらした「材料」の絞り込み方と、その「材料」への素早く効率的なアクセスの方法をご紹介いたします。
 
たとえば「多機能チャート」を裏技的に使えば、株価の転機となった過去の節目ごとに「材料」を素早く絞っていくことも可能になります。株探のチャートの強みはテクニカル分析のみにあるのではありません。
 
今回も株価に影響を及ぼしたニュースを調べる際のポイントと流れについて、一つ一つ丁寧に解説していきますので、是非ご一読ください!
 
横山さんのわかりやすい解説で、あなたも“株探の達人”に!
 
☆最新記事(1月17日公開)← NEW!
▼「(12)株価急騰・急落の材料はこうして調べる」
⇒ https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n202001170313
 
★前シリーズも読めます★
⇒ バックナンバーはこちら!
 
※当連載はフリーコンテンツです。どなた様もご覧いただけます。
 
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◇今週の株探人気記事ランキング!◇
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※1月17日昼頃集計/PC・スマホ合計
 
一週間(前週金曜昼から今週金曜昼まで)の人気記事ランキングをお届けします!
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (1月14日発表分)
配当利回り“3%超”の【最高益】リスト〔第2弾〕27社選出 <成長株特集>
「5G元年」に急浮上するMR関連株、ホロレンズ2が開く空間革命 <株探トップ特集>
個人投資家・有限亭玉介:AI関連などこれから監視しておきたい銘柄群【FISCOソーシャルレポーター】
【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 視界不良の嵐の中にも活路は潜む!
今週の詳しい動向は、土曜朝06時30分配信の【今週読まれた記事】でもご紹介しています。
併せてご覧ください!
 
▼[PC]1月18日の市場ニュース[特集](一覧の下にあります)
⇒ https://kabutan.jp/news/marketnews/?category=5&date=20200118
▼[スマホ]市場ニュース[特集]
⇒ https://s.kabutan.jp/market_news/?category_org_id=5
 
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★今週末配信の「株探」おすすめ記事★
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16時00分 10万円以下で買える、経常最高益&低PER「お宝候補」【2部・新興】編
19時30分 発表迫る、好業績の中小型株【業績上振れ】候補〔第1弾〕※今回掲載
 
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※今回掲載… 今回のメールマガジンでご紹介した記事
 
☆次回配信は 1月25日(土)の予定です。
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