中小型株復活の序章
━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 株探編集部からのお手紙 11月30日 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ー CONTENTS ー 今週のお手紙 今週の注目記事×２本！ 上方修正“先回り”有力候補［第1弾］リリース！ 今週の株探人気記事ランキング 【最新話公開！】ゼロから始める『株探』の歩き方 プロフィール登録のお願い 今週末配信の「株探」おすすめ記事 ―――――――――――――――――― 株探会員のみなさま おはようございます。 株探編集部です。 週末、日経平均株価は続落したものの、東証マザーズ指数、日経ジャスダック平均、東証2部指数は6連騰。 規模別指数でも、東証大型株指数の前日比0.54％安に対し、東証小型株指数は0.04％安にとどまり、小型株優位の相場が歴然としています。 日経平均2万3500円の節目を前に主力大型株が動きを止め、中小型株に買いが入り始めた格好ですが、果たしてこの動きは短期的なものなのか、長期的なものなのか。 あるいは、どこまでの上昇が期待できるものなのでしょうか。 株式市場では、大型株が買われた後には中小型株、成長株が買われた後には割安株という具合に、物色対象は循環していきます。 今年の出直り相場は主力大型株が牽引してきました。 そして主力大型株で構成された日経平均は、昨年10月の高値2万4448円から12月につけた安値1万8948円までの下げ幅の半値戻しを既に達成しています。 直近の高値は2万3608円ですから、半値戻しどころか昨年の下げ幅の80％を取り戻しています。 これに対して、マザーズ指数や東証小型株指数などは、まだ昨年の下落幅をそこまで取り戻していません。 東証小型株指数の昨年高値から安値までの下落幅1129ポイントに対する半値戻しにあたるのは3138ポイント。 現在は3224.90ポイントで、半値戻しを達成し、3分の2戻しに向かうところです。 マザーズ指数の昨年高値から安値までの下落幅618ポイントに対する半値戻しにあたるのは1058ポイント。 今週末の915ポイントは、半値戻しからもまだまだ遠い地点にあります。 株式市場は基本的に、大型株よりも小型株の方が上昇率が大きくなりやすいものです。 既に大きく成長した大企業よりも、まだ若く小さな企業のほうが大きく成長しやすいためです。 そうして考えると、中小型株がいち早く下落し、戻りも鈍かった昨年から今年にかけての相場が、いかに厳しいものだったかが改めて明らかになってきます。 同時にそれは、強気相場が育ちつつあるいま、中小型株の上昇余地がそれだけ大きいということでもあるでしょう。 ―――――――――――――――――― ☆今週の注目記事☆その１ ―――――――――――――――――― 投資家仲間からは “期待値警察”と呼ばれています ―――――――――――――――――― 【すご腕投資家さんに聞く「銘柄選び」の技 towaさんの場合】 ◇第3回◇ 早いもので、今年もあと1カ月。年末が差し迫ってくると必ず話題になるのが「年末ジャンボ宝くじ」です。今年の年末ジャンボは、1等前後賞を合わせると10億円、当選金総額は約690億円になります。 1等は23本ですが、3等の100万円は2300本、4等の10万円は4万6000本。この本数を聞いて、「もしかしたらもしかするかも」と思っているあなたは、今回紹介するtowaさん（ハンドルネーム）に逮捕されてしまうかもしれませんよ。なにせ投資家仲間からは“期待値警察”と言われているほどなんですから。 はい「？？？」ですね。ではまず期待値について。それは、ある事を何度も繰り返した時に平均的に得られる値で、投資では期待値が高いほど、リターンを得られる可能性が高まります。では年末ジャンボの期待値はどれくらいでしょうか。 答えは約0.5。簡単に言うと、1枚300円の宝くじを10枚3000円分を購入しても、確率的に1500円分の当選金しか期待できないのです。ということは、期待値から考えると、宝くじでお金を増やすのは、「非常に分が悪い」、きっぱりいうと「NG」です。 towaさんは銘柄選びの際に、この期待値の考え方に強いこだわりを持ち、投資家仲間にも「期待値！ 期待値！ 期待値！」と連呼するので“期待値警察”というニックネームを付けられてしまったそうです。 シリーズ3回目の今回は、この期待値を使った銘柄選びについて、詳しい解説をしています。前回紹介した決算プレーで銘柄を選ぶ際に、どのようにして期待値を計算しているのかを、図を使って説明しています。詳しい内容は、株探プレミアムに登録して、記事をご覧ください。 蛇足ですが、自分のお金を増やす目的で宝くじに高い期待を持つのはNGでしょうが、宝くじの収益金の約4割は全国の都道府県や指定都市の公共事業等に使われています。なので「当選金をゲットできる可能性もある寄付」と宝くじ本来の趣旨をわきまえて宝くじを買う分には、“期待値警察”さんから逮捕されることもないでしょう。（笑） ▼towaさんの場合-第3回 「”期待値警察”と仲間からいわれるほど、期待値にこだわるワケ」 ⇒ https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n201911290325 【すご腕投資家さんに聞く「銘柄選び」の技】 投資上手の人はどんなふうにして銘柄を選ぶのか。また買い時や売り時はどのようにして判断しているのか。株で1億円以上を稼いでいるような「すご腕投資家」の実例をそのノウハウとともに紹介します。 ⇒ バックナンバーはこちら！ ※「株探プレミアム」はワンランク上の情報を提供する有料サービスです。 プレミアム会員の方はログインしてからお読みください。 プレミアム会員以外の方は、最初の１ページ目は無料でご覧いただけます。 ―――――――――――――――――― ☆今週の注目記事☆その２ ―――――――――――――――――― 「スイートスポット中小型株」に注目する理由 ―――――――――――――――――― 【大川智宏の「日本株・数字で徹底診断！」】 ◇第29回◇ 「小型の企業には2つの良い点がある。1つは大企業に比べて成長率が高いこと。もう1つは理解しやすいこと」。 伝説の米国人投資家、ピーター・リンチ氏のこの言葉をご存知の人も多いでしょう。「マゼランファンド」の運用資産を13年間で2000万ドルから140億ドルと、700倍にした「超すご過ぎる」腕の持ち主です。 同氏が著した『ピーター・リンチの株で勝つ』（ダイヤモンド社）は、大化け株を狙う個人投資家にとっては、バイブルといっても過言ではありません。 そんな「リンチ推し」の人にとって、足元の相場はまさに腕試しの環境に入っています。2018年から19年9月までは中小型株はマイナスの運用成績を続けましたが、この10月から反転し始めたからです。 では、これからどんな中小型株に注目したらいいのか。それが今回の「日本株・数字で徹底診断！」のテーマです。コラムの趣旨である数字を徹底分析した結果、注目するファクターは次の5つになりました。 それは「時価総額」「250日平均売買代金」「実績ROE」「過去3年平均EPS（1株利益）成長率」「過去12カ月リターン」です。 それはなぜなのか。そして注目すべき水準は。詳しい内容は株探プレミアムに登録してご覧ください。 ▼第29回「これから化ける「スイートスポット中小型株」を狙え」 ⇒ https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n201911270317 【大川智宏の「日本株・数字で徹底診断！」】 智剣・Oskarグループの主席ストラテジストである大川智宏が、日本株の行方をクオンツと呼ばれる金融工学の手法を駆使して診断します。 ⇒ バックナンバーはこちら！ ※「株探プレミアム」はワンランク上の情報を提供する有料サービスです。 プレミアム会員の方はログインしてからお読みください。 プレミアム会員以外の方は、最初の１ページ目は無料でご覧いただけます。 ―――――――――――――――――― 上方修正“先回り”有力候補 明日19時30分に第1弾をリリース！ ―――――――――――――――――― 株探の「成長株特集」では、7-9月期決算をさまざまな切り口で振り返り、有望成長株の発掘につながる特集記事を配信しています。 米中対立を発端とする世界景気の減速という逆風のさなかに、直近3ヵ月に利益が倍増した企業をリストアップした「19年7-9月期【利益倍増】企業はこれだ！」を先週から今週にかけて配信し、多くのアクセスをいただきました。 ☆19年7-9月期【利益倍増】企業はこれだ！〔第1弾〕 25社選出 ☆19年7-9月期【利益倍増】企業はこれだ！〔第2弾〕 33社選出 ☆19年7-9月期【利益倍増】企業はこれだ！〔第3弾〕 26社選出 折り返し地点の上期決算が出そろい、通期計画に対する進捗状況が気になるところです。明日19時30分にリリースする「上方修正“先回り”、20年3月期【業績上振れ】候補」では、上期（4-9月）業績が好調で経常利益の通期計画に対する進捗率が高く、上方修正が期待できる銘柄を紹介します。 このシリーズも「19年7-9月期【利益倍増】企業はこれだ！」と同じく、時価総額ごとに3回に分けて配信する予定です。ご期待ください！ ※記事配信後は［特集］の一覧に表示されます。ぜひチェックしてください。 ▼［PC］市場ニュースの［特集］ ⇒ https://kabutan.jp/news/marketnews/?category=5 ▼［スマホ］市場ニュースの［特集］ ⇒ https://s.kabutan.jp/market_news/?category_org_id=5 ※この特集記事はフリーコンテンツです。どなた様もご覧いただけます。 ―――――――――――――――――― ◇今週の株探人気記事ランキング！◇ ―――――――――――――――――― ※11月29日昼頃集計／PC・スマホ合計 一週間（前週金曜昼から今週金曜昼まで）の人気記事ランキングをお届けします！ 本格離陸する5G経済圏、ここからの「爆速上昇株セレクト7」 ＜株探トップ特集＞ 【北浜流一郎のズバリ株先見！】 ─ 3つの条件で上昇期待のバリュー株を選別！ 【明日の好悪材料】を開示情報でチェック！ (11月25日発表分) 「5G」関連がランキング首位、“IoT社会の進化系”と融合へ＜注目テーマ＞ 19年7-9月期【利益倍増】企業はこれだ！〔第2弾〕 33社選出 ＜成長株特集＞ 今週の詳しい動向は、土曜朝06時30分配信の【今週読まれた記事】でもご紹介しています。 併せてご覧ください！ ▼［PC］11月30日の市場ニュース［特集］（一覧の下にあります） ⇒ https://kabutan.jp/news/marketnews/?category=5&date=20191130 ▼［スマホ］市場ニュース［特集］ ⇒ https://s.kabutan.jp/market_news/?category_org_id=5 ―――――――――――――――――― 【最新話公開！】 横山利香のゼロから始める「株探」の歩き方 ―――――――――――――――――― 株が大好き、認定テクニカルアナリストの横山利香さんによる、株探の世界を隈なく探索するための実践ガイドの連載です。 チャートの基礎を解説する3回目では、代表的なテクニカルチャートをいくつか取り上げます。今回のお題は「トレンド系のテクニカル指標」。 なにやら難しそう？ 「平滑移動平均線」「一目均衡表」「ボリンジャーバンド」。厳めしい名のチャートの上には幾本もの線が入り乱れ、不可解な模様が描かれているし…と、腰が引けてしまう方がいるかもしれません。 いえ、基礎さえ押さえれば、これらのチャートはさまざまなヒントを授けてくれるのです。多くの投資家が使っているチャートをモノにできれば、トレンドにいち早く乗ることも、損失につながるリスクを減らすことも可能です。そんなツールを使わない手はありません。 横山さんのわかりやすい解説で、あなたも“株探の達人”に！ ☆最新記事（11月28日公開）← NEW！ ▼「市場の評価をチャートで確認しよう」 ⇒ https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n201911280233 ★前シリーズも読めます★ ⇒ バックナンバーはこちら！ ※当連載はフリーコンテンツです。どなた様もご覧いただけます。 ―――――――――――――――――― ◆◇会員プロフィール登録のお願い◇◆ ◇対象：2018年11月以前に会員登録された方◇ ―――――――――――――――――― 昨年11月の無料会員開始に伴い、会員登録情報の項目に次の２つを増やしました。 「ニックネーム」 「生年月日」 これらの内容は、ご本人様確認が必要なお問い合わせをいただいた際に、確認材料の一部とさせていただきます。 ※登録メールアドレスやカード情報がわからない場合などに有効です。 空欄になっている方がいらっしゃいましたら、 誠にお手数ですが、何かの機会にご登録いただけましたら幸いです。 ▼設定ページ｜プロフィール（要ログイン） ⇒ https://account.kabutan.jp/profile/nickname/edit ―――――――――――――――――― ★今週末配信の「株探」おすすめ記事★ ―――――――――――――――――― 11月30日（土） 06時30分 今週読まれた記事 08時00分 植木靖男の相場展望 10時00分 富田隆弥の【CHART CLUB】 19時30分 “蓄電池関連株”に熱視線、「EV＆生活防衛」結ぶ点と線＜株探トップ特集＞ 12月01日（日） 08時00分 伊藤智洋が読むマーケット・シナリオ【週間展望】※P専用 09時00分 今週の「妙味株」一本釣り！ 09時15分 杉村富生の短期相場観測 09時30分 北浜流一郎のズバリ株先見！ 13時30分 明日の好悪材料 16時00分 5万円以下で買える、低PBR＆低PER【2部・新興】編 19時30分 上方修正“先回り”、20年3月期【業績上振れ】候補 〔第1弾〕← 今回ご紹介した記事☆ ※P専用…プレミアム会員専用記事です。 ☆次回配信は 12月7日（土）の予定です。 今年も残すところ、あとひと月ですね！ あなたの相場に、幸あれ！────☆☆☆☆☆☆