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【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (3月28日記)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

 日経平均株価は、週明け後の価格が下げて3月24日安値の1万6843円を割れると、その時点で14日高値の1万7291円が反発調の終点となって、現在が2月12日安値1万4865円を試す動きへ入っているという見方になります。

 その場合、本日または明日までに値幅の伴った下げがあらわれて、3月18日安値の1万6613円を終値で下抜く展開になると考えられます。

 現時点では、まだ1万7291円を超える動きになる可能性を残しています。1万7291円を超える場合、明日の寄り付き値までで1万7291円へ接近するような動きになっている必要があります(そうならなければ弱気です)。

 明日の寄り付き値までに1万7291円を超える程度まで上げる場合、月曜日の価格が下げる、日中横ばいで夜間も下げる、日中、夜間とも横ばいなどの動きになりません。

 本日日中、夜間と経過すると、その値位置で強弱が明確になります。

 現在は、弱気有利(弱気だと判断できる値動きの方が多い)な状況です。

情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend

【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)など著書多数。

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