【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」　(11月5日記）

　日経平均株価は昨日、または本日の高値が戻り高値となって、再度下値を試す動きになる可能性を考えておく必要があります。

　その場合、本日は寄り付き後、すぐに下降の流れを作り、昨日の始値2万3619円以下へ下げる公算です。

　本日の寄り付き値が昨日の終値2万3695円以上で始まるなら、本日の足型が弱気の抱き線をつける展開になると考えられます。

　弱気の展開になるなら、寄り付き後、すぐに下げの流れへ入る公算です。

　弱気の展開になる場合、目先は10月30日の安値2万2948円以下を目指す可能性が出てきます。

　現在が勢いの強い上昇の流れへ入っているなら、本日は価格が下げても、昨日の始値2万3619円まで下げることなく、午前中に押し目をつけて、引けにかけて上昇して、昨日の高値2万3801円以上で引ける公算です。

　本日、強気の流れの継続を示す動きになるなら、目先は2万5000円程度まで一気に上げ幅を拡大すると考えられます。

情報提供：パワートレンド＝伊藤智洋のPower Trend

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【伊藤智洋　プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。

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