【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」　(11月10日記）

　日経平均株価は、昨晩のNYダウが下げた流れを映して、本日の寄り付き値が大きく下放れて始まる公算です。

　この下放れは2万8000円以上の値位置の上値の重さを再確認する動きになります。

　上値、下値を切り上げるジグザグの後、勢いの強い上げの流れへ入らない場合、上値を抑えられた後の下げは勢いの強い動きとなって、ジグザグの始点となる安値まで一気に下げる可能性が出てきます。

　目先は勢いの強い下げ場面になって、10月17日の安値2万6649円を試す動きになると考えられます。

　本日は、2万7000円の節目を目指す動きになる公算です。

情報提供：パワートレンド＝伊藤智洋のPower Trend

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【伊藤智洋　プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。

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